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【アメリカ】シカゴ上空 [アメリカ]

シカゴ(英語: Chicago)は、アメリカ合衆国イリノイ州の大都市で、ミシガン湖の南西岸に位置する。北米屈指の世界都市であり、州内はもとより中西部でも最大の都市であり、市の人口は約269万人(米国の2010年版国勢調査)である。2011年の近郊を含む都市圏人口は924万人であり、世界第28位、同国では第3位である[1]。かつてはニューヨークに次ぐ大都市だったが、ロサンゼルスの台頭と五大湖近辺の地位低下、更に都市圏の拡大による郊外化、高失業率、金融危機における住宅差し押さえや低所得者向け高層公共住宅の取り壊しによって最盛期と比較すると人口は96万人ほど減少している。日本語の漢字表記は「市俄古」。
アメリカNo.2の経済、金融拠点で、五大湖工業地帯の中心であり、鉄道、航空、また海運の拠点として発展。摩天楼がそびえ立つアメリカ型都市の発祥とも言われ、ダウンタウンは近代的なビルディングが建ち並び、シアーズ・タワー(現在はウィリス・タワーに改称)はかつて世界一の高層建築として知られた。またシカゴ商品取引所は世界有数の先物商品取引所である。マコーミック・プレイスコンプレックスは北米最大のコンベンション・センター。オヘア空港は全米有数の過密な空港として知られる。

また、シカゴ市はその人口動静(重厚長大産業の衰退と共に減少)、人種比率動静(白人の郊外流出と非白人の旧市街への流入、都市のスラム化)、都市・地域構造、文化などの観点からして「アメリカの中でもっとも標準的な都市(つまり、典型的なアメリカの大都市、ということ)」と言われる。
2012年、アメリカのシンクタンクが公表したビジネス・人材・文化・政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京、香港、ロサンゼルスに次ぐ世界第7位の都市と評価された。また2011年9月には、英国のシンクタンクにより、世界第7位の金融センターと評価されており、アメリカではニューヨークに次ぐ第2位である。都市の経済規模(GDP)では東京、ニューヨーク、ロサンゼルスに次いで第4位である。2000年のアメリカ国勢調査によると、シカゴの白人住民のうちもっとも多いのがポーランド系で、シカゴの総人口の7.3%、当地の白人人口の17.3%を占めている[5]。シカゴはポーランドの首都ワルシャワに次いで世界で二番目にポーランド人の多い都市として知られる。
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