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【ブラジル】レンソイス・マラニャンセス国立公園 [ブラジル]




レンソイス・マラニャンセス国立公園(葡:Parque Nacional dos Lencois Maranhenses、レンソイス・マラニェンセス国立公園ともは、ブラジル連邦共和国北東部マラニャン州にある広大な砂丘、およびこの砂丘を主体とするブラジルの国立公園である。

衛星写真からも見られる真っ白な大砂丘が広がる。さらに、雨季の間にだけ砂丘の至る所無数のエメラルド色の湖が現れるのが特徴で、マラニャン州州都サンルイスから260kmほどのところにある。

【レンソイス・マラニャンセス国立公園】.jpg

白い砂丘
Maranhensesとは、ポルトガル語で「マラニャン州の」、Lencoisとは「シーツ」を意味する。まるでシーツのように白い砂丘が15万5000haに渡って広がっている。砂丘の砂の成分はほぼ100パーセント石英でできており、それが太陽光に反射して白く見えるのである。

半年ごと(1~6月)の雨季には、その間だけ存在する無数の湖が出現する。これは、石英の層の下にある地下水が雨によって水位が増し、砂丘の谷間に湧き出るためである。湖が出現すると魚も現れるが、どのように発生し乾季の間どうしているかは、まだ調査が行われていないため不明。なお、この地区には新種のカメやカエルが生息し、乾季の間は自ら掘った穴で生活することが明らかとなっている。

国立公園より100キロほど南のパラナイーバ川が上流から河口まで運ぶ土や泥には石英が含まれるが、この石英は河口に達した後には数万年の年月をかけて大西洋の沿岸流により国立公園に面した海岸近くまで流される。その間に石英以外の混入物は砕け散り海水に混じるが、石英は砕かれずに残り、海岸に打ち上げられて風速90メートル以上の強風で国立公園まで吹き飛ばされ、砂丘に積もる。これが長い間繰り返され、現在の姿になったといわれる。


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住人と観光
中心部には2つのオアシスが存在し、60人ほどの住民が村を作って暮らしている。住居は葦で作った原始的なもので、寝床は天井から吊り下げたハンモックである。男性は風の少ない雨季に海まで歩いて魚をとり、村でこれを干物にしておき、年間の食料にしている。

特に欧米からの観光客が多いが、大抵は公園の敷地外か、あるいは少し敷地内へ入る程度で、中心部まで行くことはほとんどない。なぜなら、敷地前後の地表の状態はほとんど砂漠に近く、また雨季になると地面はぬかるみ、大型四輪駆動車でもスムーズに進めないほど足場が悪くなるためである。これが、国立公園内の自然環境調査が遅れている原因の一つともなっている。

観光はサン・ルイスからのツアー催行があるものの、観光施設は十分に整備されていない。しかし、その分観光地化されていないために楽しめる部分もある[5]。

2009年11月現在、レンソイス・マラニャンセス国立公園にいちばん近い町はバヘリーニャス(Barreirinhas 注:ポルトガル語)であり、バヘリーニャスには観光客向けのホテルやロッジが建設されている。サン・ルイスからバヘリーニャスまでバスで4~6時間。バヘリーニャスからレンソイス・マラニャンセス国立公園までは、大型四輪駆動車で約1時間。観光ツアーは、大まかに午前ツアーと午後ツアー(サンセットツアー)に別れている。

(Quoted from Wikipedia)

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